雑菌の少ない高地に住み免疫力が弱く、毛皮目当ての乱獲で絶滅の危機に瀕しているマヌルネコは、 2020年5月現在、日本では6カ所の動物園で飼育されています。
日本のマヌルネコは、最近まで全員親戚状態で繁殖の望みがありませんでしたが、2016年、那須どうぶつ王国に、スウェーデンからとってもかわいい女の子ポリー(2015年5月15日生)が来日、埼玉こども動物自然公園には、 ロシアのノボシビルスク動物園から男の子レフ(2014年5月15日生)がやってきました。そして、その新しい血統のレフとシャルとの間に、2017年4月20日ちびマヌルが5頭誕生しました!(^^)! その5頭のうち、イーリスは王子動物園へ、プリームラは上野動物園(非展示)へ、グルーシャは旭山動物園へ移動しました。2019年4月22日、那須どうぶつ王国で、ボルとポリーの間に7頭の子供が生まれ、2頭が生存、エルとアズと名付けられ、神戸どうぶつ王国へ移りました。上野のバックヤードにはもう1頭ロシアからきた子がいるという噂です。
一方、繁殖のため2016年6月24日に埼玉こども動物公園からアメリカの動物園に旅立ったハルとサーラルですが、2017年3月28日Hogle Zoo にいるハルが5頭出産、2017年4月20日Red river zoo にいるサーラルが同じく5頭のちびマヌルのパパになりましたヽ(^o^)丿タビーの孫にあたる新しい命が、2017年一気に15頭誕生です!(その後サーラルの子の5頭のうち1頭が死にました)
おめでたい話ばかりにしたいところですが、2017年5月29日、国内最年長のセバスチャンが13歳で永眠しました。また、2017年7月9日、5頭の宝を残してくれたシャルがわずか3歳で、そしてアメリカに渡ったサーラルが2019年3月に旅立ちました(´;ω;`)ウゥゥ
貴重な写真を提供していただいたツイッターでのマヌルネコ仲間の方々、ありがとうございました。コマヌルの画像をアップできていませんが、個人的にセバスチャンが好きで好きでたまらないため、そのメモリーサイトということで、お許しをm(__)m(令和2年11月18日記)
埼玉こども動物自然公園⇒東山動植物園
(photo by Shigeoさん)
那須どうぶつ王国
(photo by うっきーさん)
埼玉こども動物自然公園
(photo by Shigeoさん)
王子動物園
(photo by めりでぃあん)
埼玉こども動物自然公園
(photo by ニャロメさん)
上野動物園
(photo by ぷるさん)
上野動物園
(photo by ぷるさん)
上野動物園(非展示)
(photo by まにゃもうさん)
東山動植物園
(photo by 雄太さん)
那須どうぶつ王国
(photo by ニャロメさん)
那須どうぶつ王国⇒埼玉こども動物自然公園
(photo by ニャロメさん)
埼玉こども動物自然公園⇒Hogle Zoo
(photo byぷるさん)
埼玉こども動物自然公園⇒Red River Zoo
(photo by うっきーさん)